ぽえりな

昨日の日記に書いた例の本ですが、昼休みに*1無事にビックカメラで確保成功。という事で、早速レビュー(もどき)をしてみますかー。

って、実はさっきスラドを覗いてみたらこの本のストーリーが出ていたので、ついついそっちに先に感想を書いちゃいました。なのでちょっと似ていても突っ込まないでね(笑)。

えー、まずはじめにひとつ。コレはLinux入門書ではありません。あくまでデスクトップ環境であるGNOMEのカスタマイズに主眼を置いたのものなので、Linuxのインストール方法などは説明がありません。付録のCD-ROM*2KNOPPIXが入っているので、ハードディスクへのインストール無しですぐにLinux(おまけで萌えるアピアランス付き)が使えるようになっています。が、ここがこの本の大きなポイントではないかと。つまり、「萌え解説書」ではなくて、カスタマイズという「お遊びのための本」なんですよね。なので、私が推測するに、「Linuxって最近よく聞くけど、どんなものなんだろう・・・一部のマニアしか使ってなさそうだし、インストールとか使うのとか難しそうだけど・・・」という人を狙って「へー、こんな簡単に使えて萌え萌えなカスタマイズまでできるんだー」って思ってもらえれば、制作側はしめたもんなんじゃないかなと思います。きっとそんな層にターゲットを絞っているんでしょう。もちろんやろうと思えば自分でGNOMEのテーマを作るスキルも身に付くだろうし、単純にカスタマイズだけじゃなくて、GTKの事とか、他のウインドウマネージャの事なんかも書かれていて、それなりにデスクトップ環境に関する理解は深まります。

そうそう、スラドのコメントで気づいたんだけど、これは「大きなお友達」(笑)向けだけではなく、小学校低〜中学年ぐらいの女の子に受けそうな絵柄ですよね。この本でLinuxに目覚める女子小学生とか出てきたりして。

*1:ちなみに今月から土日出勤になりました。とほほ。

*2:今日は(も)宿直で職場に泊まり込みだけど、周りを見てもCD-ROMドライブのついたマシンが無くて未だ再生せず・・・ついてないマシンはいっぱいあるのに(笑